夜にかゆみが強くなる5つの理由

「昼間は気にならないのに夜になると急にかゆくなる」——アトピー性皮膚炎やドライスキンの患者さんによく聞く訴えです。これにはいくつかの理由があります。

皮膚温度の上昇

入浴後や布団の中では体温・皮膚温が上がります。温度が上がると皮膚の血流が増加し、神経が敏感になってかゆみを感じやすくなります。

副交感神経優位

日中は交感神経が活発でかゆみを感じにくいのですが、夜間は副交感神経が優位になり、皮膚の血管が拡張してかゆみが表面に出やすくなります。

精神的ストレスからの解放

日中は仕事や活動に集中しているため、かゆみへの意識が薄れています。夜になって落ち着くと、かゆみが気になり始めます。

皮膚の乾燥

入浴後は水分が蒸発しやすく、保湿ケアをしないと急速に乾燥します。乾燥肌のかゆみは夜間に悪化します。

ダニ・ハウスダスト

布団の中にはダニが多く潜んでいます。アトピー性皮膚炎ではダニが主要なアレルゲンとなっており、就寝時に悪化しやすいことがあります。