ゼオスキンは化粧水がないの?とよく聞かれますが、そのポジションを担うのがバランサートナーです。よくある化粧水は保湿を目的として使われるものですが、バランサートナーの目的はそうではありません。

バランサートナーを使うかどうかで、ゼオスキンの効果が大きく変わります。そのため、日野皮フ科医院ではゼオスキン製品を使う方、ほぼすべての皆さんにバランサートナーをおすすめしています。

このページでは、バランサートナーはどんな化粧水なのか、どう使うのか、そしてその効果について解説していきます。

バランサートナーの使用目的

バランサートナーの主な役割は肌のpH(ペーハー)調整です。洗顔後(とくに石けん)、アルカリ性に傾いた肌を、肌にとって適切な弱酸性へと調整することで肌を安定した状態にし、次に塗布する美容液やクリームの浸透力をアップさせます。

バランサートナーに含まれている有効成分

バランサートナーには、ピーリング作用がある「グリコール酸」や、お肌の代謝促進や肌荒れ防止効果がある「パンテノール」、お肌をしっとりと保湿する「ヒアルロン酸Na」、お肌のひきしめ作用や抗炎症作用がある「ハマメリスエキス」、肌荒れ改善効果がある「アラントイン」などの成分が配合されています。

バランサートナーに含まれている成分一覧

水・ハマメリス水・ポリソルベート80・グリコール酸・アラントイン・PCA-Na・メントキシプロパンジオール・ヒアルロン酸Na・EDTA−2Na・パンテノール・キサンタンガム・安息香酸・クエン酸・水酸化Na・エチルヘキシルグリセリン・フェノキシエタノール・香料・α-イソメチルイオノン・サリチル酸ベンジル・ヒドロキシシトロネラール・オイゲノール・シトロネロール

バランサートナーの容量、価格

180mL 7,040円(税込み)

バランサートナーの使い方

本製品500円玉大を手にとり、お顔全体に塗布してください。
手でおさえるように馴染ませて使用するのがおすすめです。コットンを使う場合はすりこまないように使ってください。

GSRとは

ゼオスキンヘルスでは、さまざまなスキンケアや美容治療の効果を発揮させるため、肌の基礎づくりとして“Getting Skin Ready(GSR)”という考え方が重視されています。

GSRは、洗顔料によるお肌の洗浄、ポリッシュによる余分な皮脂や汚れの剥離、バランサートナーによる肌の調整という3つの段階で構成されています。バランサートナーはこのうち、pHや皮脂を整えることで肌の調整の役割を担っています。ゼオスキンによるどのプログラムを行う際も、まずはこの3工程を行うことが大切です。ニキビなどの治療を行っている場合、このGSRだけを行うこともあります。

洗浄(洗顔・・・ジェントルクレンザー/ハイドレーティングクレンザー/エクスフォリエーティングクレンザー)
剥離(過度な皮脂や汚れの除去・・・エクスフォリエーティングポリッシュ)
整調(肌のph調整、皮脂コントロール・・・バランサートナー)

バランサートナーのよくある質問

トナーをつけるときは、コットンと手、どっちがいいですか?

どちらでも大丈夫です。コットンを使う際はすりこまないようにお願いします!

バランサートナーだけ使う、ということは可能でしょうか?

可能ですが、バランサートナーはゼオスキンの製品が効果的に浸透するために設計されていますので、ゼオスキンの他の商品でのスキンケアと併用することをおすすめしています。

どのくらい持ちますか?

普通の使い方ですと2-3ヶ月くらい持ちます。

しみることはありますか?

敏感肌の方や、セラピューティックをやっている時、とくに反応期にはしみることがあります。

お休みしないといけない、とかはありますか?

おやすみする必要はありません。連続してご使用いただけます。