ゼオスキンのアクティブレチノール製品、スキンブライセラム 0.25/0.5が近日リニューアルされます。新しい注目成分バクチオールも配合されます。バクチオールはページの下の方で詳しく解説します。

  

スキンブライセラムは、しみやくすみを防ぐ力をサポートし、お肌の色調を整えキープします。 ハイドロキノンを使用したプログラム後の色調のキープやハイドロキノンを使用できないお肌へ使用できます。

「レチノール」と「ビタミンC(アスコルビルグルコシド)」配合で、明るい均一なスキントーンへ整え、紫外線などの外的ストレスから肌を守ります。進化したバイオテクノロジー「オレオソーム」がレチノールを効果的に安定して届けます。オレオソーム化されているので、レチノールが肌にゆっくりと留まり効果的に安定して届きます。その結果ビタミンAの反応がゆっくりと現れてじわじわと続くようになります。ナッツアレルギーの人には使用できません。

  • オレオソーム化レチノールがお肌の代謝を促し明るく透明感のあるお肌に導きます。
  • バクチオールがケラチノサイトへのメラニン転送を抑え色素沈着を防ぎます。
  • ビタミンCとEが肌を酸化ストレスから守ります。
  • グルタチオン、カッコウチョロギエキス、アセチルグルコサミン、ダイズイソフラボン がメラニンの生成を抑制します。

 

使い方と注意点 

使用頻度: 晩 週2~3回から 1~2プッシュを手に取り、顔全体とフェイスラインまで浸透させます。

レチノールを初めて使用する場合は0.25%等の低い濃度から始めてください。

※使用中、赤み、乾燥、落屑を生じることがあります。
※強い刺激を感じる場合は医師の指導に従いご使用ください。
※禁忌:妊娠中・授乳中、ナッツアレルギー

今回の変更点はバクチオールが配合されたことです。すこし、そのバクチオールについて深堀りしてみようと思います。

バクチオールとは

バクチオールとはオランダビユというマメ科の植物から抽出される天然成分です。

エイジングケアとしてシワなどの改善などに有効とされる「レチノール」に似た働きをすることがわかっており、「次世代レチノール」とも呼ばれています。そのため今までレチノールを使用できなかった敏感肌の方も試すことができるという点で注目されています。また、レチノールは光や熱に弱く酸化しやすく非常に不安定な成分ですが、バクチオールはこれらの影響は受けにくく、日中にも使用する事が出来ます。44名のランダム化比較試験では、光老化のある人を対象として、0.5%バクチオールクリームあるいは0.5%レチノールは、共にシワの面積と色素沈着を減少させ同等であったが、レチノールの方が皮剥けと痛みを起こしていたとのことです1)

細胞レベルの実験ですが、バクチオールがメラニン産生を抑えるという報告2)3)もあります。

参考文献

  1. Dhaliwal S et al: Prospective, randomized, double-blind assessment of topical bakuchiol and retinol for facial photoageing. Br J Dermatol.2019 Feb;180(2):289-296. doi: 10.1111/bjd.16918.
  2. Ohno O et al: Inhibitory effects of bakuchiol, bavachin, and isobavachalcone isolated from Piper longum on melanin production in B16 mouse melanoma cells. Biosci Biotechnol Biochem. 2010;74(7):1504-6. doi: 10.1271/bbb.100221. Epub 2010 Jul 7.
  3. Kang MC et al: UP256 Inhibits Hyperpigmentation by Tyrosinase Expression/Dendrite Formation via Rho-Dependent Signaling and by Primary Cilium Formation in Melanocytes. Int J Mol Sci.  2020 Jul 28;21(15):5341. doi: 10.3390/ijms21155341.

新しい成分が入ったスキンブライセラム、楽しみです。

新しくなったスキンブライセラムの予約を受け付けますので、お問合せフォームまで!