赤ちゃんにブツブツがあっても病院に行っていいかどうか、どんなときに行っていいかどうか分からない・・・。

それでは、そのように悩んでいるときにどうすべきか、考え方をご紹介します。

赤ちゃんのブツブツは病院で治療するのが最速です!

赤ちゃんには色々なブツブツができてきます。生まれてから、外界からの様々なはじめての刺激に耐えるために赤ちゃんの皮膚は毎日がんばっています。そして、成長・発達の過程でいろんな変化がおこってきます。だから、いろんなトラブルがあります。とくに、初めてのお子さんにトラブルが起こったら不安ですよね。分からないとき、多くの方はネットで検索されると思います。しかし、正解にたどり着く方はかなり少ないです。「皮膚の症状を言葉で正確に表現することは難しい」からです。また、ネットで検索して正解にたどり着いても、なかなか自分で治せるツールが無いことも多いです。ある程度調べて緊急性があるかないかを調べたら、あとは病院で治しましょう。

赤ちゃんはかゆいことを伝えられない

赤ちゃんは言葉をまだ話せません。だから、痒いことをなかなかわかってもらえません。多くは、抱っこされているときにほっぺをスリスリしてきたりすることで気づかれます。

乳児湿疹

乳児湿疹とは、生後2週間くらいから出てくる赤ちゃんの湿疹を総称したものです。脂漏性湿疹やあせも、かぶれ、場合によりアトピー性皮膚炎も含まれます。

脂漏性湿疹

生後1ヶ月くらいから、おでこや頭の中などに黄色っぽい”かさぶた”みたいなものができます。痒みもあります。かさぶたはシャンプーだけでとれないので、工夫が必要です。お風呂の1時間くらい前にベビーオイルやワセリンをたっぷりつけておくと取れやすくなります。

あせも(汗疹)

汗の出口が詰まって皮膚の炎症をおこしたものです。小さな水ぶくれができる水晶様汗疹、赤いブツブツができる紅色汗疹が主なものです。水晶様汗疹は数日様子を見たら消えてしまいますが、紅色汗疹は痒みや痛みを伴うことがありますので治療が必要です。

かぶれ(接触性皮膚炎)

主な原因として食べ物の食べこぼしやよだれ、そしてそれを拭くことで起こります。

アトピー性皮膚炎

このブツブツ、アトピーじゃないですか?アトピーだったらどうしよう、と思って・・・。

赤ちゃんのアトピー性皮膚炎は多いですが、正しく治療を行うことでブツブツのない状態に持っていくことも可能です。

乳児期のアトピー性皮膚炎は生後3ヶ月ごろから出てくることが多いです。2ヶ月以上治らない特徴的な湿疹病変があるとアトピー性皮膚炎と診断されます。

乳児期のアトピー性皮膚炎の特徴

  • 皮膚は全体的に乾燥(ドライスキン)
  • かゆみを伴う湿疹が長く続く(乳児期 2ヶ月以上、幼児期 6ヶ月以上)
  • 左右対称にぶつぶつが出てくる
  • 湿疹が出やすいところに特徴がある(ほほ、ひたい、頭、首の付根、手首、足首など)

乳児期のアトピー性皮膚炎の治療

治療の三本柱は、薬物治療、スキンケア、悪化因子の検索と除去です。乳児期では薬物療法の主体はステロイド外用薬になります。保湿は、多くの親御さんが上手にされていることが多いです。

薬物療法は、効果が早く出ます。塗ってるときはいいけど、やめるとすぐ出てくる、というようなことを経験されませんでしたか?

子供にステロイドを塗るなんて怖い。。なんか心配。。

怖がっても構いません。何も考えずにいい加減に塗るよりよっぽどいいですから。

ステロイド外用薬を怖がることは、別におかしなことではありません。しかし、知識を持たずに怖がることはよくありません。必要なときにはちゃんと使い、しっかり治して保湿だけで大丈夫な状態にしてあげたらよいでしょう。ステロイドが不要な状態が作れたら、怖がる必要はありませんから。

病院に行ったほうがいいシチュエーション

  • 保湿してるけど皮膚の乾燥が改善しない
  • 湿疹が市販薬で治らない
  • よくわからないブツブツ
  • 頭のフケがどんどん増えてくる
  • 塗ったらすぐ良くなるけど薬をやめるとすぐ出てくる
  • ジュクジュクした状態
  • その他どうしたらいいかわからない時

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